こんにちは吉田です。
僕はglam:UNITED WORKSでのサロンワークの傍らで、全国でカットやパーマの講習をさせて頂いています。
僕が個人で開催しているg.D.Cの他に、全国で展開している講習『Re:al』では、三鷹shanty(シャンティー)の戸石さん、町田レスキューヘアの菊地さんとのコラボ講習と言うものをさせてもらってます。
僕の担当はずばりカット!
例えば僕がモデルさんをカットして、菊地さんが矯正をかける「Re:al スーパーナチュラル矯正講習」
そして、今度岩手の盛岡で開催予定の「Re:al 造の章」では、やはり僕がカットした髪に、戸石さんがパーマをかけて行くという、2人の美容師が、一人のモデルさんの頭を分担しながら作って行くと言う講習をしています。
これはそれぞれのエキスパートが、それぞれの視点からより良いスタイルにする為に何が必要かを考え、それぞれ同じ仕上がりをイメージしながらも、違うアプローチからスタイルを考える、そんな講習です。
そしてある意味2人の闘いでもあったりします:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
気の抜いた仕事をしていると、あっという間に菊地さんや戸石さんに空気をもって行かれてしまうんです。
だからそれぞれが最高の仕事して、お互いを食ってやろうと狙ってる訳です(笑)
今まで何回も一緒の講習させてもらった事で、本当に僕自身がいい勉強になったと思ってます。
そのRe:alで10月の盛岡講習に先駆けて、新しい試みを行ないました。
「Re:al講師のサロンワークをwebで公開しよう!」
って企画です。
今回は僕と戸石さんの2人でチャレンジしました。
8/31 モデルさんはマルセルの8月号で菊地さんが矯正のモデルをお願いした西江さん
マルセルという美容師が読む業界紙で、戸石さんがカットして、菊地さんが矯正をしたモデルさんです。
1ヶ月前にglam:UNITED WORKSにて、カットとカラーを施術させて頂いています。
今回はその矯正&カラー毛へ、Re:alならではのパーマのアプローチをしようと言う試みです。
カットの微調整から
ゾーンセニング&感覚的削ぎで質感を整えます。
カット終了でこんな感じ。
カットの時点である程度の質感が出ているのが分かると思います。
仕上がりのイメージはフワッとした柔らかいカール。
矯正毛で毛先はダメージも かなりありました。
薬剤はかなり弱め。
(美容師の方へはFBでレシピ公開します)
ダメージさせない為の工夫が、かなり凝らされ施術となりました。
でも一番言いたい事としては、カラーも矯正もしている細毛のモデルさんに、デジタルパーマをかけられると言うのは、その前の段階の菊地さんの矯正が、最小限の薬剤の力(還元)でクセを伸ばしているかだと言う事です。
薬剤の力を強くして行けばいく程、髪に余力は残りませんから、この髪に関してはガッチリ還元の矯正であったら、当然フンワリしたニュアンスのパーマは難しくなってました。
今回も何気にかなり難しい施術でしたが、仕上がりは良かったです。
さてここからは戸石さんとバトンタッチ!なんですが。。。
とりあえずここまで(;^_^A
で続きは明日書きます。
ほんと仕上がりは可愛かったですよ。