3/26に青森の弘前で、レスキューヘアの菊地さんと2人で講習をしてきました。
くせ毛のモデルさんを僕がカットをして、菊地さんが矯正をして、スタイルを造っていくと言う内容です。
今回で4回目のコラボ講習。
前回名古屋開催よりリスペクツの協力のもと、Re:alと言うイベントの中に組み込まれたカタチとなりました。
大阪、横浜、福岡、名古屋、青森と行ってきたのですが、毎回緊張の連続。
モデルさんは毎回写真は貰うんですが、当然会うのは当日が初めて。
実際触ってみないと分からない事とかあって、いつもドキドキ(笑)
毎回強烈な髪質のモデルさんが用意されます(笑)
モデルさんの手配をして頂く方々には、本当に感謝してます(笑)
今回のモデルさんもとっても強者でした。
濡れてると強いリッジ感
乾くとチリチリしたクセが出てきて、広がる髪です。
↓の写真は少し濡らしてある状態。ウェット時ではチリつきは見えにくく、ウネリが強く感じます。
オマケにホームカラーを少し前にしていて、染まってる所と、ムラになってる所がありました。
ホームカラーしてる方に共通して言えるのは、ダメージが不規則な事。
注意して見てかないと、ダメージ部分へ強い薬剤をうっかり塗りかねない。
カラーやドライヤー等のダメージ部分へ強い薬剤を間違えてつけてしまったら、たちまち髪の毛はもう直し様のないチリつきがでて、いわゆるビビリ毛になってしまいます。
僕の担当するカットの部分は、薬剤を付けるのにちょっと無理のある部分を切ってしまう事と、髪の毛の力を弱くして、薬剤を1段階弱い薬剤で施術していける様にする事が目的です。
髪の毛は、量があればある程、髪の毛に力があるので、使用薬剤は強くなってしまいます。
でも今回のモデルさんは強い薬剤に耐えられる様なコンディションではない。
予め量感を減らし、毛先のダメージ部分の髪の力を弱める事で(見てた人には、若干クセが弱くなった様に感じたと思います)、使用薬剤を弱くする事が出来ます。
開場に来てくれた受講者の方々に最初にモデルさんを見た時点で、
「カットは最初にしますか?アフターカットにしますか?」
と聞いたら、ほとんどの人がアフターカットと答えていました。
だから、この癖に対して、プレでカットをして矯正を行うと言うのは、いささか衝撃だったのではないでしょうか?
ドライカットも入れて30分位でパパッと切って、菊地さんに渡します( ̄∇ ̄+)
あとは菊地さんの矯正の腕にかかってます
|-`).。oO(・・・・・・・・・)
僕は矯正は必要な方が、どう言う思いでサロンに来るのか?
いつもそこを考えたいって思います。
凄いクセをビックリする様な真直ぐに伸ばす事は、美容師にとってはやり甲斐のある仕事だったりします。
でも
ただ綺麗に伸ばせばそれで良いのか?
お客様は、綺麗に伸びてる事よりも、自分の髪でちゃんとヘアスタイルになって欲しいと思ってるんじゃないか?
どうしても、そういう風に考えてしまいます。
だから単純に伸ばすんじゃなく、よりダメージは少なく、自然な、矯正らしくない仕上がりを目指したいなぁと、いつも菊地さんと2人で話しています。
コラボ講習の時は、2人ともその部分に最重点を置いて仕事をします。
だからきっと仕上がりだけ見たら、「ふ〜ん、もっと綺麗に伸ばせるぜ」って言う人もいるかもしれないです。
でもあの場にいた方には、僕らの言いたい事は、全部伝わったと思ってます。
仕上がりは、お客様が自分でやった時とのギャップを考え、完全ハンドドライです。
ブローとか一切無しです。
仕上がりです。
上着着て帰る間際にパシャリ。
作り込んだ感じじゃなく、自然な状態で携帯で写しました。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ビフォー
いや〜( ̄∇ ̄+)
この日はビールが美味かったです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
参加して頂いた皆さんおつかれさまでした!
楽しいひと時を共有出来て良かったです。
この講習再々にあたり、尽力頂いた寺嶋さん
ありがとうございます。
モデルさん、会場手配等色々動いてくれた藤田ありがとう。
リスペのみかどさんいつもありがとう。
そして、この素晴らしい矯正術で講習を引き締めてくれた菊地さん
ほんと緊張感ある関係で一緒に仕事ができて嬉しいです。
また一緒にやりましょう!
次は4/23大阪にて戸石さんとのガチRe:alです!
ここでは戸石さんのパーマと 、僕のカット&スタイリングです。
負けない様に頑張ります!