ホームページ相変わらず見づらくてすいません。
以前のここでも書かせてもらいましたが、4月に石巻の鮎川浜に炊き出しにいきました。
その際に色んな人と知り合いになって、色んな話を聞かせてもらいました。
鮎川では10分の1の方が地震や津波で亡くなり、5分の2が鮎川を去り、
残った人達は必死で今と言う現実と向き合っています。
鮎川には上海楼という中華屋がありました。
黄金寿司というお寿司屋さんもありました。
どちらも店が津波でやられて営業できずにいました。
でもこんな記事が出ていて、ちょっと嬉しく思いました。
おしかのれん街
仮説の商店街です。
そこに上海楼と黄金寿司の名前が。
黄金寿司の親父さんは、僕が弟と寿司の炊き出しに行った際、手伝ってもらえないかと、
さりげなく頼んだ時、
「もう寿司を握る気はない」と言う感じで
その場から去っていった人でした。
でも僕の弟以外は料理人でもない人間が必死で寿司を握っている姿に、
いてもたってもいられなくなった様で、最後には
「申し訳ない!俺にも握らせてくれ!」と手伝いを買って出てくれ、
一緒にお酒を酌み交わし、色んな話を聞かせてくれた方です。
上海楼のマスターは今横浜の中華街ではたらいていますが、そのお母さんとおばあちゃんで、
上海楼を復活させたとの話でした。
メニューは5つだけ
お昼で閉めるそうですが、それでも浜のみんなには大歓迎されたとの事。
このお店をまた始める理由がジ〜ンときます。
「外食が出来ない町なんてないんだから」
ですって(ノДT)
たった5つのメニューですが、浜のみんなに取っては、貴重な外食の選択肢ですよね。
涙出てきます。
10分の1の方が地震や津波で亡くなり、5分の2が鮎川を去ったそんな場所で、
利益なんてまず期待できないでしょう。
でも「外食が出来ない町なんて無いんだ」という気持ちで頑張る上海楼や、黄金寿司、
おしかのれん街を応援したいです。
このひき肉ラーメンとチャーハン食べに必ず行きますから!
黄金寿司の寿司も必ず食べにいきます。
昨日とっくりで弟のとっくりマスターとそんな話で盛り上がりました。
鮎川のみなさん!エネルギーありがとうございます!
そして、glam:UNITED WORKSのお客様及び、mixi等で募金やTシャツを買って頂いた皆さん、
鮎川浜復興の会で集まったお金で、浜の為の製氷機(300万程度)を買う事が出来た様です。
製造が全く追いつかず、まだ物は届いてない様ですが、届けばまた鮎川に武器が加わります。
そうやって一歩一歩復興へ進んでいくんだと思います。
あの瓦礫の山だった浜も、少しずつ変わりつつある様です。
ほんとうにありがとうございます。