MAX関東空手道選手権
MAX関東空手道選手権という空手の大会に、
うちのタコ息子の楓が出場しました。
この大会は、元プロレスラーのナンシー久美という人が(知る人ぞ知る)
引退後「清心館」という空手道場を開き、その清心館主催の大会です。
上段への攻めが禁止、それ以外はフルコンタクトの空手の試合。
学年と軽量、重量級と分かれている大会で、
川崎の等々力アリーナにて開催されました。
店早上がりして応援しに行ってました。
この夏は、一緒に頑張ってきました。
毎朝6時に起きてトレーニング&ウォーキング
体重も四キロ絞り、男だてらにBカップあった胸も、Aカップに(笑)
今まで人と比べられる事が嫌だと、勝負事から逃げてきたタコが、
小6の夏の終わりに逃げずに闘おうとしてます。
親はもう何も出来る事はないけど、せめて後ろから頑張れと言ってやろう。
そして終わったら、勝っても負けても、抱きしめてやろう。
そう思って会場へ向いました。
会場では緊張からソワソワしているタコ息子。
同門の仲間が次々に好成績を残していく。
負けられないという気持ちが、どんどん高まっていく。
でも結果は一回戦負けでした。
完膚なきまでに負けました 。
技あり二つで合わせ一本。
良いローもらって防戦一方になり
最後には手もガードしたまま、蹴りも出なくなり
でも最後まで倒れずに、
下がらずに戦いました。
挨拶して
涙をいっぱい溜めて帰ってくる楓を抱きしめていると
涙が自然と溢れてきました。
相手の方が沢山稽古して、沢山トレーニングして
相手より自分が弱かっただけ
それを認める事が、彼の成長になるだろう。
同門で四年生のユウケンは準優勝
同じく同門で従兄弟の大地は五年生で三位
幼児の部 ようたは優勝
吉田塾生の華々しい結果の中、最後に登場した楓は一回戦負けでした
でも、貴重な一回戦負けです。
彼がちゃんと自分と向き合い、努力してなお、とどかなった勝利の難しさ。
彼の中で何かが変わった夏だったと思います。
ダイエット中は我慢してたラーメンを、今日だけは解禁。
さっき腹一杯食わせてやりました(笑)
でも 明日からはまたウォーキング&ダイエット(笑)
ラーメン食べながらポツンと楓が言いました。
「俺本当は、最初のローで泣きそうだった」
「でも俺倒れなかったよ」
(ノДT)
息子よ
よく頑張ったな
よく我慢したな。
今日は一先ず褒めてやりたいと思います。