藤田 『Nature』
僕は田舎育ちな事もありますが結構、自然が好きな方です。
最近はあまり行ってないないですが海に行ってサーフィンしたり、
山に行って登山に挑戦してみたり。
ただ海や山や川に行って綺麗な空気を吸って眺めてるだけでも癒されます(笑)
そういった自然関係で最近、気になってるのがダム。
最近ではニュースでも群馬にある八ツ場ダムの事が議論されてます。
大分、昔から計画されていたらしく、莫大な税金を使い工事もかなり進んでいるそうです。
地元住民の方達も立ち退きを余儀なくされたり、他の土地に移ってしまう方も多いそうです。
しかも、そのダムって洪水を防ぐための物じゃないみたいなんです。。。
そのダムが今回の政権交代で着工中止になるそうです。
ある雑誌でアイスランドの川の事が書かれていて、
そこの川にはアトランティックサーモンという前氷河期の鮭がいて
日本の川に遡上する鮭とは違い何度も川に戻り産卵するそうです。
川の上流の方で。
でも砂防ダムなんかがあると上流に戻れない。
それが日本の河川の現状なそうなんです(汗)
世界遺産の知床ではユネスコに選ばれた時、
知床半島を流れる川の河川工作物の撤去を求められたみたいです。(素晴らしい!)
また川の仕事を生業にする人々は、
漁業権だけで川と繋がっていて海と比べたら微々たる物だそうです。
この漁業権を土木業者に高値で買収され、日本の川はダムだらけになった(泣)
かつては丸太をイカダにして川を使い運んでいたのが、
ダムがあるので林道を作らなければならなくなり、
(当然、気は切らなければならなくなるし費用もかかる)
上流からの砂がせき止められ海の砂は流されるばかりで、
海岸線は削られていくのでテトラポッドを置かなければならない。
こうして土木業者は仕事を増やすそうです。。。理不尽ですね
その本ではダムを壊し、かつての自然な状態を取り戻す事によって、
その美しい流れがもたらす経済効果がダム事業以上だと言っています!
アイスランドの川のように世界中から釣り人が訪れるかもしれない!
昔からサーフィンをしている仲間からも
『ここ10〜15年でも海岸線はかなり削られてきてる』っても聞きます。
確かに洪水を防いだりする為に必要な所もあるのでしょう!
でも必要最低限でいいのではないかと僕は思っちゃいます。
莫大な税金をかけ自然を壊すなんて、あまりにもナンセンスですよね。
ユネスコに認定された知床がとった行動が、
日本各地で起こり豊かな自然が戻る事を願わずにはいられません!