ドリフの「もしものコーナー」ってありましたね。
大好きでした。
でもまさか自分が「もしも」の様な体験をしたら。。。。
嘘みたいな本当の話です。
先日の事、知人と待ち合わせをしていて、
「星川駅」へ行く予定だった。
ギリギリまでHP関連の作業をしていて、
時間がなかったんで、店の近くからタクシーに乗ったんです。
ジャックモールの手前で、
反対車線に通りかかったタクシーに手を上げてみたら、
「きゅるきゅるききーーーー!」
とタイヤをならしてUターンして来たタクシー。
思えばここで嫌な予感はあった訳ですが。。。。。
何ぶん急いでいた僕は、そそくさと乗り込み、
「星川駅まで御願いします」と告げると、
「はい! ほ・し・か・わ駅で良いですね?」
「ほしかわですよね?」
と、よく解らない念を押され、ただ「はい」と答えたのですが、
何やら普通ではない空気に包まれつつある事ににわかに気付き始めた。
怪しかったんで、
「明○タクシーの槻○さん」と名前をしっかりインプット。
とにかくこのおっさん、急加速に急減速、急発進に、急ハンドルと、
急のオンパレード(爆)
国1から16号へ光福寺へ続く陸橋へ入る信号でも、
僕の身体は完全にドアへ遠心力で振られてたままでした(笑)
やっばいなぁ、このおっさんって思いながらも、
あと少しなんでまあ良いかと。
でも話方もちょっとキマっちゃってる感あり(汗)
気にしても恐いだけなんで、
とりあえずは携帯でミクシーのコメント返したりして、
気を紛らわしてるうちに、星川周辺に来る。
僕は星川地元ではないし、
そんなにしょっちゅう行ったりしてた訳ではないけど、
スタッフの高橋が住んでたんで、たまには行ったりもしてたので、
全然知らない街ではない。
よく見た景色が出て来て、ホームセンターのコーナンが見えて来て、
「あぁ、あとちょっとだなぁ」なんて思ってた。
そしてコーナンを通り過ぎて
ええ!?
通り過ぎて?(爆)
吉
『ええ?!行き過ぎてませんか?!これ!』
おやぢ
『はい?ほ・し・か・わ ですよね?』
吉
『ええ、星川ですけど』
おやぢ
『でしたらこの先です。
あと二つ先の信号まで行って左に行けば ほ・し・か・わ駅です』
吉
『。。。。。。。。。。。。』
おやぢ
『ほ・し・か・わ ですよね?上星川ではなく、
ほ・し・か・わ ですよね?』
しつこい(怒)
おれが間違ってるのか?
いや違うだろ!!?
絶対違うだろ
吉
『つーか絶対違う!行き過ぎてる!こんな道知らねーもん!』
おやぢ
『いえ!あの信号を曲がると。。。。』
開くまで強気。。。
と言った信号機の下には
しっかりと 【上星川町】 との表示(爆)
おやぢ
「ほら。。。。」
「。。。。。。かみ。。ほ し か わ。。。。ですね」
「。。。。。。。(怒)」
この時点で待ち合わせの8時を3〜4分程過ぎていました。
普通に着いていれば8時の待ち合わせ、何の問題も無く着いた筈。
おやぢ
「すいません!あの! 運賃はチャラで良いですから!」
『オドレコラ! チャラって何だ!チャラって!
チャラっていうのはな!
何かと何かを相殺することをチャラって言うんだろ!』
『俺がお前に何をしたって言うんだ!ボケ!カス!』
と言いたい所だったけど、呆れてとりあえずは黙ってました。
するとドンドン勝手にテンパりだしたおやぢは、
ますます急発進、急加速で来た道を戻り始めるではないか。
そして悪い事は重なるもので、けっこう車が混んでて中々進まない。
僕のイライラはサナギマンからイナズマンヘ変わりつつある。(古っ)
「イライライライライラ」
このイライラが伝わってしまったのか、完全にテンパったおやぢは、
星川よりだいぶ手前の信号で右に入ってしまう。
地元の人なら分かると思うのですが、
あの辺は相鉄の線路と16号が平行に走っていて、
上星川から星川へ向って、途中で右折すれば、
すぐ 踏み切り です。
どこで曲がっても踏切です(爆)
案の定踏み切りがキンコン鳴ってます。
中には踏み切り渡ってすぐ信号の危険な場所があります。
何とそこでした(爆)
鳴ってる踏み切りに突っ込むおやぢ
赤信号で溜ってる車
キンコン鳴る踏み切りの警告音
「おおおおおおおお!」
おやぢ
「あ、赤だ!」と 急バック
『おおおおおおおおおおおお!殺す気か!』
ちょっとしたホラーです(汗)
幸い後ろが来てなかったんで戻れましたが、
僕は最悪ドアから飛び降りる気でいました。(汗)
おっさん最悪です。
更にここで待つ事、電車3本(苦笑)
3本目の時には僕の怒りはサナギをぶち破りそうな勢い!
おやぢはその怒りを感じたのか、
まだ踏み切り開いてないのに、サイドブレーキ下げ始めるではないか!
「おいおいまだ死にたくないよ」
(汗)
迫り来る上り電車
サイドブレーキを握る、震えるおやぢの左手
ここでこれ以上刺激しなう方が良いと思い、じっと息を潜める僕。
「ガ=================!」
と電車が無事行き過ぎ、踏切が開くまで、生きた心地がしなかった。。。
なんてタクシー乗っちまったんだよー!
なんて息つく間も無く
やっと踏切地獄から解放かと思いきや、
次は 赤信号
この時点で8時15分
15分の遅刻である。
やっと信号が変わり、やっと今度こそと思い顔をあげ、
左折するタクシーの中から見た現実は。。。。
目の前に見える目的地へ直進が出来ず、
また踏切を左へと渡り直さねばならない事を表す標識と信号
折角渡った踏み切り戻るってこと????
なに?
何が起きてるの?
おかぁさ〜ん
「ぶち」
『あのさ!何これ?』
『あのさぁ。。。。あんた道知ってるの?
タクシーの運転手でしょ?それで良くやってるね?』
おやぢ
無言 (爆)
もう精神的に無理だったんで、降りて歩いて駅までいきました。
タクシー代は勿論チャラでしたが(爆)
一体俺が何したって言うんだ!?
おれの時間を返せ!
ほんと最悪です。
今でこそ笑い話に出来ますが、キレる事も出来ないくらい、
酷い運ちゃんです。
○治タクシーの○木さんです。
死を身近に感じたい方は是非!(爆)