こんにちは
明日世界がなくなるとしたら
その最後の夜、一体なにを食べたいと思うんだろう。
そんな事を、ふと考えてみた吉田です。
皆さんはなにを食べたいですか?
お寿司も良い
お肉も良い
カツ丼もいい!
最高に美味しいカツカレーもいいなぁ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
でももし本当に。。。って思ってみると、どれもこう、シックリ来ないと言うか、いまいち実感が湧かない。
そんな感じでぼ〜っと考えてたら
不意に僕が独身時代に一人暮らししてた頃に、お給料が入ると必ず食べに行ってた戸塚の定食屋の事を思い出しました。
戸塚のサンテラスの交差点の対角にあった、
「小さな中華の食堂」って言う表現がぴったりの店でした。
たしか「青龍」って名前だったと思う。
僕はここの生姜焼き定食が大好きで、火曜日の夜か、お昼ごはんは大抵ここで生姜焼き定食を食べてました。
(お金がある時限定)
薄目の豚肉に、千切りキャベツがどっさり乗ってて、キャベツにはたっぷりマヨネーズがかかってる、まあ、よくある定食屋の生姜焼きです。
肉とマヨの着いたキャベツとを、一緒に口に入れるんです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
味は思いっきり濃くて、ご飯がすすむすすむ(笑)
食べ盛りの20代、大盛りでも足りなくて、おかわりしてました。
いつも当時働いてた 店を辞めたくて、いろんな嫌な事もあったけど、あの生姜焼き食べて、お腹一杯になると
「もう少し頑張ってみようか」って思って、戸塚での仕事を続けられました。
僕の美容師としての基盤になってる時代の、大好きだった食べ物でした。
でも前に戸塚に行ったら、もうなくなってて。。。
ああ、あの生姜焼き定食は、もう食べられないんだなぁって思って。。。
もし明日世界がなくなるとして、最後の食事に何でも好きな物が食べれるなら、
ぼくはあの「青龍」の生姜焼き定食が食べたい。
キャベツたっぷりで、マヨネーズが足りなくて、追加してもらえる青龍の生姜焼き定食が食べたいです。
きっともっと美味しい物は沢山あるんだろうけど、ぼくはアレが食べたいです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
僕の涙めし話でした(笑)
戸石さんと交代!
ここで5月末にマルセルと言う業界紙で菊地さんの矯正モデルをした時の仕上がり写真を(・ω・)/
自然な仕上がりからも、薬剤で攻めていないのが伺えます。
しかしまあ、ビックリしたのはこの日の僕と戸石さんの服が丸かぶりだった事w
打ち合せとか無しですよw
笑えますね(;^_^A
強度を上げる為の前処理
戸石さんの作った処理剤「ちぇケラ」が新しい処方になるそうで、それを使った髪の補強処理です。
戸石さんの薬剤塗布動画
自然で8分放置
テストカール
薬剤の反応度合いを見ています。
おっけい〜♬
この動画の中でもロッド巻きながら付けてるのも、新しい「ちぇケラ」だそうです。
なんか良さそうですね。
「右側問題がでそうだね〜」なんて2人で話してました。
ここからは僕は口は挟みません。
薬剤のエキスパート戸石さんのパーマ術を信じて託す感じです。
ここで美容師の方へ
薬剤は『リボルバー』ACと『グリシス』Sを1:1で混ぜています。
※現在のACは改良版ではないので、今後出てくる物とはHP等変わるので、参考迄に。
使った事がある人は、かなり弱い薬剤だと言う事がわかると思います。
自然放置で8分で水洗
メインロッドは20mmです。
多分一番高い温度で80℃
55℃−60℃ー80℃とかそんな感じだったか?
細かい温度とタイム等は覚えていないので、戸石さんに聞いて下さい(;^_^A
濡れてるうちは低温で乾燥させて、クリープの時間を置いて、水分飛んできてから、高温(といっても80℃)での形付け。
細くてダメージのある毛先には、こういう感じでの施術は有効に思えます。
質感を荒らしたり、仕上がりに嫌な硬さを出さないし、なおかつちゃんとカールを効かせられます。
2剤のタイムが終わり1本外してみるとこんな感じ
おっけい〜♬
プレーンリンス後
前髪も柔らか〜くぱーまかけていますが、ウェットの時点ではパーマは見えません。
これもデジパの特徴の一つですね。
ウェット時は水分の重さで、細い毛なんかはダレて見えるんですね。
でも乾くと本来のかかりが出てきて、フンワリ仕上がります(`・ω・´)ゞ
実はモデルさんはパーマは今回が初めて!
「デジタルパーマって何ですか?」って当然の質問。
「まず一番の違いはパーマのもち、コンディションのいい髪だと、1〜2年経ってもとれません」
なんて話をして
「へ〜〜〜〜〜!!」
って今イチ信じてもらえてない感じw
そして乾いた時に一番綺麗なカールが出てくるから、ドライヤーでば〜っと乾かしただけで、キレイにまとまるんですよ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
と説明すると、
「じゃあ、縮毛矯正のパーマ番ですね!」
そう!その通り!
だから乾かし方に多少のコツはあるけど、基本的に手入れは楽チンですよ!
って話をしながら髪を乾かしました。
矯正もデジパーも、以前はクセが伸びれば喜ばれました。
矯正毛にパーマがかかれば喜ばれました。
でも今はそれ以上をみんな求めてサロンに来ます。
デジのスタイルも以前は同じ様な物が多かったけど、カットやワインディング、髪のコンディションの見極め、適正な薬剤選定によって、かなりスタイルの幅は出てきたと思います。
今はお客様の要望も、ニュアンスや細かいディテールが含まれてくる。
以前は諦めていたスタイルも、
「もしかしたら出来るんじゃないだろうか?」
ってお客様も思い始めてる。
ただかかってるだけのパーマ
ただ伸びてるだけの矯正から
さらに何歩か進んで
デザインする為の矯正やパーマ
になってきたんだと思います。
また、最近のヘアカタに載ってるパーマスタイルって、コテを使ったものが殆どですが、デジPを上手く使って行ければ、それにちかい質感やカール感は作れます。
きっとデジはこうとか美容師側が決めつけてしまっていて、幅を狭めている部分もあるんじゃないでしょうか。
一つのツールとして、すごくサロンワークに幅を持たせてくれるというのが、Re:alとしての僕や戸石さんや菊地さんの共通の認識です。
あ、うんちくが過ぎました(爆)
仕上がりです。
とりあえず乾燥してる髪だったんで、ロレアルのオイルを毛先に付ける意外は何も付けてません。
そしてドライヤーで
ハンドドライのみ
スタイリング剤なし
ブローなし
写真はiPadで撮って出しの加工なし
なしなしの写真です:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ただ乾かしただけの状態でこのカール感は素敵じゃないですか?
持ちも普通のパーマよりいいですし、髪の状態もモデルさんにも触ってもらって、すごく良い感じでした。
まあ、良くなるって意味じゃなく、悪くなってないって感じかな。
見比べて下さい
5月末にの撮影時
今回のビフォア 7月末にカット&カラー
アフター
バングのパーマ効いてるでしょ?
乾くと出てくるニュアンス程度のパーマだけど、こういう柔らかくても、大きく出てくれるのがデジのいい所です。
コールドのパーマでは難しい部分ですね。
あ、そうそう(´・ω・`)
今回のブログの写真と動画は全てiPadで撮りました。
以外と綺麗でビックリでした。
最後に
動画でも写真でも伝わりにくい部分ではありますが、戸石さんの素材(髪)への繊細なアプローチ、薬剤設定と温度設定などの気の使い方、何より、どこに「どれくらいパーマを出すか?」
と言う部分を考えた薬剤の塗布&ワインディングは、パターンで仕事している作業とは違う、パーマでの似合わせという、今まで余り語られにくかった部分を、見せてもらえたかなぁって思ってます。
ぼくも、このパーマでの似合わせをいつも意識してるんで、凄くリンクして楽しかったし、細かい部分でも勉強になりました!。
そしてモデルの西江さん、横浜から三鷹への移動に加え、長い時間ありがとうございました。
そしてシャンティーのスタッフの皆さんご、色々ご協力ありがとうございました。
☆そしてスペシャルサンクス☆
いつもギリギリの還元で今回も最高の矯正をしてくれていたレスキューヘアの菊地さん、本当菊地さんの矯正でなかったら、この仕上がりはなかったと思います。
ありがとうございます!
僕等の一連の考えが、間違いでないとこを、証明出来たかなって思ってます。
このモデルさんで来週の金曜にまたちゃんとメイク&スタイリングして撮影させてもらう予定です。
これからもRe:alでは、面白い企画をして行くつもりです。よろしくお願いします。
長いブログ、最後まで読んで頂いてありがとうございます。
追伸
glam:UNITED WORKSでもこういうニュアンスのデジタルパーマは出来ますよ〜。
是非相談して下さい。
こんにちは吉田です。
僕はglam:UNITED WORKSでのサロンワークの傍らで、全国でカットやパーマの講習をさせて頂いています。
僕が個人で開催しているg.D.Cの他に、全国で展開している講習『Re:al』では、三鷹shanty(シャンティー)の戸石さん、町田レスキューヘアの菊地さんとのコラボ講習と言うものをさせてもらってます。
僕の担当はずばりカット!
例えば僕がモデルさんをカットして、菊地さんが矯正をかける「Re:al スーパーナチュラル矯正講習」
そして、今度岩手の盛岡で開催予定の「Re:al 造の章」では、やはり僕がカットした髪に、戸石さんがパーマをかけて行くという、2人の美容師が、一人のモデルさんの頭を分担しながら作って行くと言う講習をしています。
これはそれぞれのエキスパートが、それぞれの視点からより良いスタイルにする為に何が必要かを考え、それぞれ同じ仕上がりをイメージしながらも、違うアプローチからスタイルを考える、そんな講習です。
そしてある意味2人の闘いでもあったりします:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
気の抜いた仕事をしていると、あっという間に菊地さんや戸石さんに空気をもって行かれてしまうんです。
だからそれぞれが最高の仕事して、お互いを食ってやろうと狙ってる訳です(笑)
今まで何回も一緒の講習させてもらった事で、本当に僕自身がいい勉強になったと思ってます。
そのRe:alで10月の盛岡講習に先駆けて、新しい試みを行ないました。
「Re:al講師のサロンワークをwebで公開しよう!」
って企画です。
今回は僕と戸石さんの2人でチャレンジしました。
8/31 モデルさんはマルセルの8月号で菊地さんが矯正のモデルをお願いした西江さん
マルセルという美容師が読む業界紙で、戸石さんがカットして、菊地さんが矯正をしたモデルさんです。
1ヶ月前にglam:UNITED WORKSにて、カットとカラーを施術させて頂いています。
今回はその矯正&カラー毛へ、Re:alならではのパーマのアプローチをしようと言う試みです。
カットの微調整から
ゾーンセニング&感覚的削ぎで質感を整えます。
カット終了でこんな感じ。
カットの時点である程度の質感が出ているのが分かると思います。
仕上がりのイメージはフワッとした柔らかいカール。
矯正毛で毛先はダメージも かなりありました。
薬剤はかなり弱め。
(美容師の方へはFBでレシピ公開します)
ダメージさせない為の工夫が、かなり凝らされ施術となりました。
でも一番言いたい事としては、カラーも矯正もしている細毛のモデルさんに、デジタルパーマをかけられると言うのは、その前の段階の菊地さんの矯正が、最小限の薬剤の力(還元)でクセを伸ばしているかだと言う事です。
薬剤の力を強くして行けばいく程、髪に余力は残りませんから、この髪に関してはガッチリ還元の矯正であったら、当然フンワリしたニュアンスのパーマは難しくなってました。
今回も何気にかなり難しい施術でしたが、仕上がりは良かったです。
さてここからは戸石さんとバトンタッチ!なんですが。。。
とりあえずここまで(;^_^A
で続きは明日書きます。
ほんと仕上がりは可愛かったですよ。
今日のリアルサロンワークです。
【髪質】 細毛でペタッとしてしまう髪
【量】 普通
【クセ】 生えグセ強くて、右側がハネやすい。
【ダメージ】 毛先5cmくらいに前回のデジパー(他店)のダメージが残っていて、本人もパーマをかけられるか心配していた状態。ダメージレベルで言うと5段階の4
今回で3回目の来店で、前回ダメージ分をバッサリ切ったが、まだ微妙に残ってる。
【オーダー】
毛先に大きめにワンカール
手入れが楽な方がいい
という訳でデジタルパーマになりました。
毛先にダメージ部分は酸性に振る前処理してかけました。
写真を写すつもりじゃなかったんで、ビフォアとってないのが残念。
結構難しい髪の状態でした(´・ω・`)
仕上がり
イメージ通りいったかな。
仕上げは乾かしただけ。いわゆるハンドドライです。
毛先に軽めのオイル(ケラスターゼ/ソワン・オレオリラックス)付けただけ。
帰り際にお願いして、スピードライトで写させて頂きました。
PHコントロールも上手くいったので、質感は元の状態より荒れてないし、パーマの薬の力は最小限にして、ロッドを細くしてかけたので、細毛にもしっかり弾力残ってます。
顔はちっちゃくおねがいしますって言ってたけど:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ちょっとピントが甘かったけどナイスな笑顔です!
ありがとうございました!