glamでは、デジタルパーマはデザインのツールの一つと考えています。
デジタルパーマだからこそ出せる動き、
デジタルパーマだからこその持ち、
デジタルパーマだからこその手触り感
デジタルパーマだからこその手入のしやすさなど、
通常のパーまでは考えられなかった事が、
デジタルパーによって可能になったのはglamのみならず、
美容業界にとって大きな事です。
具体的に言うとデジタルパーマとは、縮毛矯正のパーマ版に近い考えです。
ただ矯正の様な高温のアイロンではなく、
低温から高温までの温度調整可能なロッドを使います。
行程はほぼ縮毛矯正と同じで、先に薬剤塗布。
還元という化学反応を確認したら、一度薬剤を流して、
髪の状態に合わせて補修&保護処理を加え、
ロッドを巻き加温していきます。
加温後2剤をつけて、放置後流して終了。
通常のコールドパーマに比べ、薬剤とロッドが同時に付いた時間が短く、
不快感が少ないのも特徴の一つです。
また加温&放置時間を置く事で、自然なパーマの仕上がりになります。
これは熱と乾燥と、1液での還元後放置時間を置く事とが、
それぞれに少しずつ関係し、髪の中の細胞が分子単位で
移動する為だと言われています。
が実際の所は見た訳じゃないので僕にはわかりません(笑)
誰も髪の中なんてその場では見れないので、
なにが本当かは判りませんが、判っているのは
仕上がりが確実に良いという事です。 また導入していないサロンは「デジPは傷む」といっている場合が多いですが、
(僕も以前は言ってました 滝汗 )
これも間違った情報が多いです。
全く傷まないなんて事はないですが、ちゃんと髪質を見極め、
あった薬剤を使用していけば、コールドでしっかりかけた場合に比べ、
デジPでかけた時の方が、傷みは少ないと思います。
少なくとも仕上がり感では圧倒的にデジです。
ただ「デジは傷まない」なんて言う事をまことしやかに言う人もいる様で、
そういう事ロから誤解が生まれるのかもしれません。
どんな施術でも、薬剤を使う以上髪はやる前よりはダメージを受けます。
それをいかに最小限にするか?
ここだと思うのです。
そういう点では、熱、乾燥、放置時間と言う3つの要素が加わる分、
還元&酸化という2つだけで形を作っていたコールドより、
少ない還元作用で形が作れるし、必要以上に酸化させて
形を作る事もいらなくなりました。
そういう観点から見て、デジはコールドより傷めないで
施術する事が出来ると、僕は思っていますし、感じています。
また保ちは遥かにデジの方が良いです。
glamのお客様で去年(H18)の9月にかけて、
まだ残ってるという人がいます(笑)
(現在H19 8月)
これは特殊な例として、4~6ヶ月は持ってしまう例は少なくありません。
2ヶ月に一回かけるのと、1年に2~3回で済むのでは、
どちらがダメージがあるかは言わなくとも解ると思います。
また手入に関しても、とても楽です。
コールドパーマは濡れている時が一番綺麗にパーマが出ていますが、
乾くとともにパーマの形状はダレてきます。
デジの場合、乾いた時が一番綺麗な状態になるので、
濡れてる時の方が水の重さで、ややダレて見えます。
これが「乾くと出てくるデジパ」の秘密ですね。
実際は乾くと出てくるというよりは、濡れて重さで
ダレて見えるだけではないでしょうか。
いずれにしても慣れてしまえば、
簡単に乾かすだけで綺麗なカールが出てきます。
手入は楽ですよ。
以上の事を考えても、デジタルパーマがコールドより
メリットが多い事がお判り頂けるかと思います。
デメリットが無い訳ではないです。
ショートスタイルに使いづらいというのは、デメリットではあります。
時間が多少かかってしまう(+30分程度)
でも今のところそれくらいです。
最初の頃デジP=巻き髪といったイメージがありましたが、
色んな髪質、長さ、に合わせ、色んなデザインが可能です。