藤田 『練習』
なんでもそうですが基本って大事ですよね。
特に僕等みたいな技術職って常に自分の技術向上の為に勉強していかないといけない。
新しい事もどんどん吸収しながら。
僕は美容の仕事を始めてから14年目になります。
もちろん最初はなんにもできないですから、
先輩方に教わりながら少しずつ基礎を学んでいきました。
学んでいたと言っても実は僕、練習がだっいきらいでした(笑)
基本的に1日の営業が終わり、掃除や終礼が終ってからから各々、
練習を始めていきます。
そこで、その時々の課題を練習していくわけですが、
僕の大好きなカットの練習じゃない(汗)
お店によっても違いますがカットの練習って、
大体スタイリストデビューする前までの後半の方にあるんです。
それまではシャンプーから始まりパーマの巻き方や、カラーの塗り方の練習が主なのです。
地味な単調作業が多いのです!
特に最初の1〜2年はそんな練習ばかりなのです。
気がとお〜〜〜〜くなってました。。。
しかも歳も20前後なので、遊びたい気持ちも強い!
いかに手を抜いて技術を習得して、
いかに早く帰って遊ぶかしか考えてなかった記憶があります(爆)
そんなでしたから基本がしっかりしてないから、
技術にブレがあったんです。
その当時の店のサロンマネージャーが厳しい方で、
そんな僕を泳がせておく訳はなく。
完全に強制的に練習させられてました(泣)
いま思うとその位してもらわないと、プラプラいつも帰ってました(笑)
だから今すごく感謝してるんです!
そこで美容師をしていくための基本を教わったんですね!
それからなんとか無事にスタイリストとしてデビューできたのですが、、、
デビューしたらしたで、また練習しなくなっちゃったんです
(汗)まだまだ中途半端なのに。。。
そんな自分が嫌で25歳になる前に地元から横浜に出てきたんです。
それから1〜2年くらいはボチボチ練習してたんです。
ちょうど、そのボチボチの辺りで、あるセミナーに行き衝撃を受けたんです!!
『俺、全然ダメじゃん!』とか『あんなカットしてみたい!』とか強烈に思ったんです!
それからですね。本気で練習するようになったのは。
とにかく練習用のウィックを切りまくりました!
なにもない日は、ほぼ毎日やってました!3〜4年くらい集中して。
しかもほぼカットの基本的な地味な部分ばかり練習してました。
以前は強制的に練習させられてたのですが、
その時は自発的です。だから身に付き方が全然、違うんですね。
今は後輩の指導やカットの講師の仕事をさせていただいて、
日々すごく勉強になっています!
同時に思う事があるんです。
自分を高めて磨いていくための環境も大事だと思います!
でもまず自発的にやる気が起きなければいけないし
せっかくの良い環境も活かせない人やタイミングもあるでしょう!
為になるセミナーや講習に参加することも大事だと思います!
的外れな練習ばっかり繰り返しても時間の無駄かもしれない。
でも最近やっと言える様になってきたんです! やっぱり、、、
『練習は嘘つかない』って。