もう6〜7年のおつきあいをさせて頂いてるお客様が、
いつもの様に来店され、いつもの様にカウンセリングをしようとした所、
少し様子が違う。
「実は体調を壊してて」
と話しだしてくれた。
突然大変な病気になり、今も入院中というお客様。
伸び切った髪を切る為にglam:UNITED WORKSまで来てくれた。
表情は硬く、いつも笑顔のその方とは別人の様だったけど、
その病気の事を色々話してくれました。
それでもかなり快復したらしく、前向きな言葉もありましたが、
何を言っていいか分からす、ただただ頷くくらいしか出来なかった。
不安と苦悩のなかで闘っているお客様に、
僕がかけてあげられる言葉なんてない。
僕に出来るのは伸び切ったこの髪を、
スッキリと綺麗にする事くらい。
だから一生懸命髪を切らせて貰いました。
いつもと同じ様に、格好良く、スッキリと。
いつもニコニコ笑顔だったお客様は、来店からずーっと、
一度の笑顔もなく、硬い表情でした。
髪を切って細かい毛を流し、ワックスでスタイリング。
髪の毛だけでもスッキリさせてあげなきゃ。
一度の笑顔もなく無表情だったお客様が
サッパリした鏡の中の自分を見て、ニッコリ笑ってくれました。
今日は来店ありがとうございました。
僕は何にも出来ないけど
髪が伸びたら僕がまた綺麗にします。
こういう言葉は無責任に言ってはいけないかもしれないけど
頑張って下さい!
応援しています。
もっともっと元気になって、
また元気に歩いてglamまで来て下さい。