今の世の中、カラーリングしていない人を探す方が大変というくらい、
カラーリングは私達の生活に密接に関わって来ていると言えるのではないでしょうか?
でも、そのカラーリングに対しての知識は、以外と知られていませんね。
ここでは、カラーリングに対しての知識を紹介していきます。
その上で、髪をなるべく傷めない様なケアーを紹介していければと思います。
カラーリングにはいくつかの種類があります。
大きく分けて、
普通のヘアカラー(おしゃれ染め、白髪染め)
ヘアマニキュア、ヘナ、香草カラー
に分けられます。
もっと詳しく書くと結構な量の文章になるので、ここでは省きます。
この二つの大きな違いは、髪の毛を脱色する力が【ある】か、【ない】かです。
ヘアカラー(永久染毛剤)
(1) アルカリ剤がキューティクルを開き染料が浸透。
(2) 酸化剤がメラニン色素を分解し脱色、染料を発色させる。
(3) 染料分子が大きくなり毛髪内に定着。
マニキュア
(1) 髪の表面に酸性染料が吸着。
(2) 染料の一部が髪の内部に入る。
ヘナや香草カラーは、マニキュアとは少し染まる構造は違いますが、
ブリーチ力が無いという?で同じと考えて進めます。
つまりブリーチ力の無いマニキュアや香草カラーは、髪へのダメージが少ない。
それに比べて、アルカリで膨潤させ、メラニンを壊しながら、
新たに色素を入れていくヘアカラーは、髪へのダメージがあります。
最近はメーカーの努力で、だいぶ軽減されて来たとはいえ、
やはり染めている毛は、他の施術をする際に、ダメージをしっかり考えて施術しないと、
いけません。
そして髪を染めている人の殆どは、このヘアカラーです。
つまり殆どの人が、カラーによりダメージを受けた髪で生活している訳です。
全く傷まないカラー剤など、この先もまず出る事は無いでしょう
だとしたら、今できる事は、カラーをした際のダメージを最小限に抑え、
進行を抑えていく事が大事になります。
glamでは今回、カラー毛のケアにフォーカスしていこうと思います。
髪はケアしなければ、どんどん傷みが進行していきます。
でもケアする事により、これ以上傷まない様にする事は出来ます。
これから上げるいくつかの事をしっかり守って、髪のコンディションを守りましょう。
1 カラーリングとパーマ等の同日施術は避ける
2 カラーリングは明るくなればなる程傷むので、無駄にハイトーンなカラーは避ける。
3 カラーリング後は、なるべくサロンでのトリートメントして、コンディションを整える。
4 ヘアカラー用のシャンプー&トリートメントの使用(ホームケア)
5 UVカットのオイル等を使用する事で、紫外線から保護していく。(ホームケア)
まずは 1 のヘアカラーとパーマ及び矯正等の同日施術。
これは間違いなく髪へのダメージは深刻です。
最低1週間はあけたい所ですね。
ただ問題ない場合もあります。
例えば根元だけのカラーと、毛先だけのパーマであれば、
それぞれ薬剤がつく箇所が違うので、同日での施術でも、
何の問題もなく行えます。
同じ箇所に少しでも薬剤がつく様なケースなら、
面倒でも1週間空けた方が、髪の為です。
後々で大変な思いをして伸ばした毛を、バッサリ切る様な事にならない為にも、
無理せず予定を立てて頂く事をお勧めしています。
2 のハイトーンのカラーを避けるというのは、あくまでダメージを考えた場合で、
仕上がり優先で行く場合、これはダメージを覚悟で施術をするという事です。
絶対明るいのが駄目という訳ではないです。
ただその先の予定で、パーマを考えているとか、そういうのがあるなら、
やはりハイトーンは避けた方が良いでしょう。
髪は明るくなればなる程、ダメージを受けます。
カラーやパーマの薬剤を用いた施術では、
砂場での棒倒しの砂を少しずつ取っていく様な物で、
カラーしたりパーマしたりする毎に、確実にタンパクが削られていきます。
ある量より少なくなってしまうと、パーマもカラーも綺麗にいきません。
ブリーチ剤等を使ったハイトーンのカラーは、棒倒しの砂を、
一回でゴッソリと持っていく様なものですから、
非常にその後の施術が大変です。
場合によっては、次の施術でアウト!という事もあります。
ですから、長いスパンで髪のスケジュールを考え、
来たる日に良い状態でパーマや矯正をかけられる様に、
コンディションに気を使わないといけないのです。
3 のカラー後のサロントリートメントに関しては、皆さんした方が良いとは思うものの、
ついつい。。。となりがちですね。
でもやはりカラー後は髪はデリケートな状態です。
カラー後は髪のPHはアルカリに振られた状態です。PHを元に戻す為には、
そのまま放っておくよりも、バッファ効果のあるヘマチン等を用いる事で、
髪をより早くもとの状態へと導きます。
glamでは、その髪の状態に合わせて、タンパク質、脂質、ヘマチン等を配合して、
一人一人カスタムして施術していきます。
事実、カラーもパーマもしている方で、必ずトリートメントをして頂いている方は、
コンディションが全く違います。
今回はweb限定キャンペーンで、カラー&トリートメントの方に特典がありますので、
この機会に是非お試し下さい。
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4番目のカラーリング専用のホームケアについては、
glamではいくつかの商品が当てはまりますが、
これらのホームケアを使う事で次の様な効果があります。
退色を防ぎ、色の艶と輝きを長持ちさせます。
特にカラー後の最初の1週間は、まだコンディションの戻り切っていない髪が、
シャンプー剤などによって内部の色素やタンパク質を流失させやすく、
この期間にカラーリング専用のシャンプーや、トリートメントを使う事で、
流出を最小限に抑えられます。
カラーの場合、この初動のケアがかなり重要なので、お勧めしています。
ケラスターゼでいうと、リフレクションシリーズがカラー毛用ケア剤です。
リフレクションシリーズ
左からマスク・リフレクション ウィークリー集中ケアトリートメント
中 バン・リフレクション カラー専用のラインのシャンプーです。色持ちや艶感を良くしていきます。
右 クレームリフレクション カラー用洗い流さないトリートメント
クロマリッシュ
リフレクションシリーズから出たニューライン
艶と潤い感に焦点をあてたラインです。
左から マスク・クロマリッシュ クロマリッシュラインのマスクです
左から2番目 フルイド・クロマリッシュ 大人気のソワン・オレオのカラー版。潤い感と艶感ではこちらですね。
3番目 バン・クロマリッシュ リフレクション同様カラーの褪色を抑え、艶、潤いを与えます。
一番右 ソワン・リフレクション デイリーケアのカラー用インバス・トリートメント
長い目で髪を考えた時、こういうチョットした知識と実際のケアで、
髪は全然変わって来ます。
他にはカラー専用ではないですが、色持ちを良くする成分、
ヘマチンがたっぷり入ったスーパートリートメント等も、カラーの髪にも有効なケアです。
酷くなってから考えるのではなく、そうならない為のケアを考えていきましょう。
最後に5番の紫外線対策
紫外線も髪の敵です。
何も考えずに髪の毛を紫外線に晒していると、思いの外後でそのツケを払う事になります。
日焼け止めを肌に塗る様に、髪にもUV対策していきましょう。
ケラスターゼでも夏限定でソレイユシリーズがあります。
紫外線からカラーへアーや頭皮をを守ります。
中でも洗い流さないトリートメントオイル「ブリリアン・ゾレイユ」(右から2番目)は、
外出前に髪の日焼け止め感覚で使って頂けると、髪を守ってくれます。
感覚としては、大人気商品のソワン・オレオ・リラックスのUVバージョンという感じです。
ベターとしない軽い仕上がりなんで、レジャーの際には御持ち頂いて、
海に入る時、砂浜でいる時、山、川で遊ぶ際の、紫外線からの保護にお使い下さい。
さあ、以上の事を意識て、快適なヘアカラーライフをお楽しみ下さい。
もっと聞きたい方は、スタッフにお気軽にお声をかけて下さい。
では!